◆フライフィッシング
あれこれ
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フライフィッシングにおいてキャスティングの重要性はいまさらいうまでもないと思います。フライキャスティングのレッスンをとうして、のべ1,000人以上の方々とキャスティングの講習をさせていただいたことは、今の自分にとって大変役に立っております。レッスンでお会いできた皆さんには心より大変感謝しております。
フライキャスティングの練習はシングルハンドならWホールを入れてしっかりと遠投できること、最初はフルラインキャストをめざして練習する。勘違いしないでいただきたいのは、遠投が釣りをするときにいつでも優れているということでなく、フライキャスティングテクニックを習得するには、遠投することでしか身に着けられないことがたくさんあるということだ。つまり、遠投を容易にできるようになれば、フライロッドを振ることに必要なテクニックはほぼ身についたと判断できるくらいである。このことはシングルハンド、Wハンドのオーバーヘッドキャスティングだけでなく、スペイキャスティングにおいても全く同じことだと思います。
そしてそういうキャスティングテクニックは近距離であれ遠距離であれ、魚を釣るときには役に立つことであると思います。
また単に”釣る”ということだけでなく、オーバーヘッドキャスティングの場合、フックが前後に行ったり来たりするわけで、”空飛ぶ毛ばり”から自分自身を守る手段としてもキャスティングテクニックが大いに生かされていることは少なくない。そしてこのことを意識されているキャスターは意外に少ない。
自分自身の安全や隣の人を安全を守るため、そして大切なロッドにラインやフライがぶつからないよう、タックル保護の意味合いを含めフライキャスティングが上手になることは有意義なことと考えます。
フライフィッシングはかなり面倒な釣りであって、キャスティングの練習をして、フライタイイングを覚えてフライドレッシングをしたりと実釣までにかなりの労力を必要とする釣りです。
しかし、そのキャスティングやフライタイイングの”めんどくささ”というものを楽しむ、というのがフライフィッシングの良さでもあるわけであると思います。
せちがらいこの状況の世の中、そういう釣りがあってもいい。
夜遅くまでお仕事で帰宅してからのフライタイイングなどなかなかできない状況にある方々はたくさんおられます。せっかくのお休みに実釣にでかけるならば、ひとまずフライは完成フライを購入してください。しかし、フライキャスティング技術は買えませんから、時間を使うならぜひ、キャスティング練習に時間を充ててほしいと思います。
人に投げてもらって魚を釣っても面白いはずがありません。私はそう思います。
自分でキャストし、自分でファイトしそして自分でフックを外してください。そういう大きな成功体験が大切だと思います。それにはキャスティングが釣りの支障にならないよう、練習してみてください。急がば回れですね。
あくまで私感です。
ご精読、ありがとうございました。
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